【開催報告】アジア太平洋地域の大学にて「ウェザーマーケティングセミナー」を開催

※ English version is available here.

当財団は2026年、アジア太平洋地域における気象リテラシーの向上および気象データの活用促進を目的として、初の試みとなる「ウェザーマーケティングセミナー」を同地域の各大学にて開催いたしました。

ベトナム、タイ、フィリピン、インドネシア、台湾、韓国の計6か国・地域において全11回の講義を実施し、大学生や研究者、現地の民間気象関係者など、延べ約770名にご参加いただきました。

気象データとマーケティング・ビジネスを融合させた本取り組みは、各地で高い関心を集め、学生主体の運営や現地スタートアップとの連携、AIを活用した実践的な講義など、各拠点の特色を活かした活発な交流の場となりました。

■開催実績・各大学での様子

回 開催日 国・地域 開催校 参加者数 現地の様子等
1 3月20日 ベトナム ハノイ科学技術大学(USTH) 約30名 記念すべき初回。学生自身による企画・運営のもと実施。
2 5月7日 ベトナム ハノイ資源環境大学(HUNRE) 約200名 教員陣による積極的な呼びかけもあり、大規模な開催に。
3 7月20日 タイ モンクット王ラカバン工科大学(KMITL) 約100名 気象分析におけるAI活用をテーマに取り入れ、高い好評を獲得。
4 7月29日(AM) フィリピン フィリピン大学ディリマン校(UP IESM) 約50名 フィリピン初開催。現地の言語習慣(タグリッシュ)を交えて実施。
5 7月29日(PM) フィリピン アテネオ・デ・マニラ大学(AdMU) 約15名 少人数ならではの熱心な質疑応答と、セミナー後の学生による研究報告を実施。
6 8月10日 タイ  チュラロンコン大学(CU) 約30名 留学生の参加に合わせ、英語およびタイ語の2言語で講義を展開。
7 8月31日 インドネシア ボゴール農科大学(IPB) 約30名 急遽の開催ながら、気象データ活用への強い関心が寄せられた。
8 9月2日 インドネシア ガジャ・マダ大学(UGM) 約250名 シリーズ全体を通して最多となる参加者を記録。盛況を博す。
9 9月7日 台湾 国立台湾大学(NTU) 約40名 学生に加え現地の民間気象会社も参加。日本の気象ビジネス発展モデルに注目が集まる。
10 9月30日 ベトナム  ハノイ資源環境大学(HUNRE) 約25名 同校で本年2回目の開催。入学したばかりの新入生を中心に実施。
11 10月19日 韓国 ソウル大学校(SNU) 約50名 現地のエネルギー系スタートアップ企業等のセッションと合同開催。

■各校での開催風景

 

3月20日 USTH(ベトナム) 5月7日 HUNRE(ベトナム) 7月20日 KMTIL(タイ)
 

7月29日 UP IESM(フィリピン)

 

7月29日 AdMU(フィリピン)

 

8月10日 CU(タイ)

 

8月31日 IPB(インドネシア)

 

9月2日 UGM(インドネシア)

 

9月7日 NTU(台湾)

 

9月30日 HUNRE(ベトナム)

 

10月19日 SNU(韓国)

 

■総括と今後の展望

今回のセミナーシリーズを通じて、気象データが農業・防災・エネルギーといった多岐にわたる産業分野の意思決定に果たす役割への関心が、アジア太平洋地域の次世代を担う若手研究者・学生の間で急速に高まっていることを実感いたしました。

日本の民間気象市場における知見を共有するとともに、現地の言語や教育現場のニーズに即した柔軟な講義スタイルを取り入れたことで、各国・地域の教育機関および産業界との強固なネットワーク構築へとつながりました。

当財団では、今後も気象リテラシーの普及とグローバルな人材育成を支援するため、国際的な教育・研究支援活動を継続してまいります。

ご参加いただいた各大学の教職員・学生の皆様、ならびにご協力いただいた関係各機関に心より御礼申し上げます。

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