About us財団について

CREATION気象文化とは

気象への興味関心は地球上の全ての生き物が持ち続けているものと考えます。
とりわけ人類は度重なる気候変動に適応しながら栄枯盛衰を繰り返してきました。
そして、生活を豊かにしていくための判断材料として、
今日の空の変化や生物の行動などを見ながら天候の変化を予想するための術を習得してきました。
あそこの山に残る雪の形が種を蒔く人の形になってきたから、そろそろ田植えをしようというのはその典型でしょう。
人類はこのようにして気象の変化を時間をかけて読み取り、生活の一部として定着させた結果、
多様な文化(気象文化)が形成され、今日に至ってます。

従来の気象の変化を読み取る力と現在の気象情報の融合。これからの気象文化創造の在り方。

気象への興味関心は昨今の地球温暖化による極端な気象現象の増加による季節感の変化や、スマートフォンなどで明日の天気予報をチェックすれば完結してしまうような世の中へと変化してきたことにより、裾野は広がっているように見えるものの、従来から持ち合わせていた気象の変化を読み取り、自ら行動に移し替える力が低下しつつあります。
そこで、当財団では従来の気象の変化を読み取る力とデジタル化による気象情報を解析・提供する技術とを融合させ、これからの温暖化による変化の激しい社会に対応出来るような人材を育成し、気象災害の軽減につなげていくことで気象文化を創造してまいります。

従来の気象の変化を読み取る力と現在の気象情報の融合。これからの気象文化創造の在り方。

気象を楽しみながら理解していくこと、それが気象文化創造の原点。

気象のことを理解するには気象予報士試験や気象学などの授業を受けるなどの方法が有りますが、専門的で捉えづらい部分も有ります。
まずは身の回りの空の様子や周囲の季節の変化を感じ取り、なぜこのような変化が起きるのかを楽しみながら考え、自らの行動に移し替えて行くことが気象文化創造の原点です。

気象を楽しみながら理解していくこと、それが気象文化創造の原点。